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世界遺産に認定されるまで

今回は、世界遺産に登録されるまでの流れを説明させていただきます。

 

1.各国の政府が暫定リストを提出⇒ユネスコ世界遺産センター
2.ユネスコが現地考査を依頼⇒自然遺産の案件はIUCNが担当。
  文化遺産は案件はICOMOSが担当。
3.調査結果をユネスコ世界遺産センターへ報告。
4.世界遺産委員会で審議(1年に1度)

この過程を経て、世界遺産登録が決まります。

 

         

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✔ IUCNは国際自然保護連合の略、ICOMOSは国際記念物遺跡会議の略になっています。

 

無形文化遺産・記憶遺産

世界遺産は何も有形なものだけではありません。伝統的な音楽や踊りなども、無形文化遺産として登録されます。

日本での場合だと能楽」・「人形浄瑠璃」・「歌舞伎」などです。

記憶遺産は書物や文書などを次の世代へ確実に受け継いでいくために保護するプログラムで立ち上げられました。

 

      

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☆登録の基準

世界遺産の登録基準は10項目あります。が、かなり細かすぎるので重要な2つのポイントを上げていきます。

 

真正性建造物や景観などが、その文化がも独自性や伝                                     統、技術を継承していること。

 

完全性⇒充分な広さや保護のため法律など、遺産の価値を証明し保護・保全するための条件がそろっていること。

 

この2つの基準を満たしてしていないとまず登録は無理だということでしょう。

 

今回はこの辺で終わりにします。ありがとうございました。