日本の世界遺産4
4 . 日光の社寺 (1999年 文化遺産)
栃木県日光市にある日光東照宮。昨年私も観光に行きましたが観光客で賑わいつつも、神聖な雰囲気がありました。ちょうどその時期に陽明門を工事していたため、見ることができなかったのが残念です。帰りには名物の湯葉料理を頂きました。それでは歴史を振り返ります。
✔ 日光市にある日光山は、766年に勝道上人によって開かれました。
✔ 古くから神仏習合の聖地であった。
✔ 日光の社寺の中心である東照宮は、徳川家康の遺言によって天海が建造しました。
✔ 当時はそんなに豪華な感じではなかったが、徳川3代将軍家光が「寛永の大造替」
を行い、その後も改築が何度が行われた。
✔ 明治時代の神仏分離令によって日光の社寺は二荒山神社と東照宮、輪王寺に分けられました。
✔ 寛永の大造替により権現造りと言われる豪華な造りになった。
✔ 本社の本殿は日光山内に現存する最古の建造物です。
✔ 輪王寺も同じく山内で最古の寺院。本堂は山内で最大の建造物である。
当時、大きな権力をもった人のお墓はその権威を示すため豪華なものでしたが、この日光の社寺はその中でもかなり豪華絢爛だと言えるでしょう。